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伊豆グルメ でぶりんこひーちゃんの夜食講座
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■ サッポロ・ラーメン-味噌バター味
レシピ/1人前
  • 太麺
  • 顆粒状中華スープの素(豚骨、鶏ガラ、帆立)
  • 味噌
  • モヤシ、ワカメ、コーン、ネギ、シナチク、チャーシュー

北海道というと、人口より熊の数の方が多いとか、デレッキとか、関根恵子の出身地が熊牛原野番外地だとか、それくらいしか知らない。なんせ行った事がないのだ。北海道ばかりじゃない、九州も四国も行った事がない。おいらはでぶりんこ・ひーちゃんで、でぶ症なので旅行は好まない。あ、これ出不精のダジャレだからね。ここんとこ、笑うところだから。

さて、行った事はなくても、こう寒いとサッポロ・ラーメンが恋しくなる。中学生くらいの時だったかなあ、いわゆるサッポロ・ラーメンというのが日本中でブームになったのは。それまで普通の中華なラーメンしか知らなかったんで、世の中にこんな美味いモノがあるのか、と感激した覚えがある。貧しい食生活してたんだね。まあ、美味いことは美味いんだが、そんなに感動するほどでもないような気もする。今なら九州の豚骨ラーメンとか、いろいろあるんだけどね。でも寒い時にはやっぱりサッポロ・ラーメン食いたくなる。特に、あのバター乗せという技が札幌っぽくて好きだ。ラーメンにバター乗せるなんていうミスマッチング考えたヤツは偉いね。そこで今回は味噌バター・ラーメン。

いつもの麺屋で太麺を買ってくる。サッポロ・ラーメンは太いのだ。赤橋の田中製麺所直売店。ここでは太麺用の味噌スープも売っているので、それで間に合わせても良いのだが、それではインスタント・ラーメンより簡単に作れてしまうので詰まらない。というか原稿が書けない。せめてスープくらい自分で作ろう。まずは豚の骨と鶏ガラを肉屋さんで買ってきてタマネギ丸ごとと一緒に寸胴でひと晩グラグラと煮立てて、というのも大変なので、もうちょい手抜きしよう。業務用の顆粒状スープの素を使うのだ。鶏ガラはそこら辺のスーパーでも売っているが、清水町の食遊市場に行けば豚骨もあるし帆立なんてマニアックなのもある。これを揃えておけば、魚介系だろうが豚骨系だろうが、思いのままだ。素人さんの夜食ラーメンだもの、その程度で勘弁してくれ。

具は、サッポロ流というのがある。たっぷりのモヤシとワカメ、あとコーンは欠かせない。もちろんネギやシナチク、チャーシューも。特にモヤシはたっぷり用意する。ずいぶん具沢山だね。こりゃ、中学生が喜ぶわけだ。サッポロでは人間の客より、大食らいの熊の客が多いので大盛りがデフォなのだ(嘘。まず、ふえるワカメちゃんをお湯で戻しておくところから始めよう。キクラゲがあればキクラゲも良いね。モヤシ、コーンはそのまま乗せるだけなので準備は要らない。ネギを刻んだりチャーシューを刻んだりしているあいだにお湯が沸いてくるのでスープを作る。豚骨、鶏ガラの顆粒を大匙一杯ずつ、帆立ちょっぴり、チャーシュー買うとオマケにくれるタレを大匙一杯、いつもの味噌も大匙一杯。これで味を見る。あとでバターを乗せるので、味はわずかに強めで良い。スープは醒めないようにグラグラと煮立てておく。

大きな鍋にたっぷりのお湯が沸いたら、麺を茹でる。太麺なので二分以上という感じ。おっと、ドンブリも温めておくこと。麺が茹だったらドンブリに入れ、具を急いで乗せる。手際よくやらないと醒めちゃうからね。1970年代のサッポロ・ラーメン屋になったつもりで急げ急げ。バターなんかも事前にちゃんと切っておくこと。この場になって冷蔵庫から出してるようではプロになれんぞ。別になるつもりはないが。具がすべて乗ったら、そこに煮えたぎったスープをドバドバと注ぎ込む。特にバターめがけて注ぐと、とろりと溶け出して芳醇な香りがひろがってリッチだ。これぞサッポロ・ラーメン至福の瞬間である。あとは新しい週刊漫画本と冷たい水が一杯あれば、気分はすっかりススキノ。ずいぶん安あがりだがw。わずかに強めの塩気をバターがほどよく中和してくれる、というのが発明だね。